GWが明けたら、公園へ。5月病に効く週末の過ごし方

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GWが終わった直後、「なんとなく体が重い」「仕事に気持ちが向かない」と感じることはありませんか。これは「5月病」と呼ばれる状態で、新年度の緊張が連休でほぐれたとき、心と体のバランスが崩れやすくなることで起きます。

薬より先に試してほしいのが、近くの公園をゆっくり歩くことです。15〜30分の緑地散歩でストレスホルモンが約16%下がるという研究結果があります。この記事では、5月病が起きる仕組みと、週末の公園での過ごし方を紹介します。

「5月病」はなぜ起きるのか

1. 環境変化とGWの"落差"

4月は進学・就職・異動など、生活環境が大きく変わる季節です。新しい人間関係や業務に適応しようと緊張状態が続き、心も体もフル稼働しています。そこにGWの大型連休が来ると、張り詰めていた緊張が一気にほぐれます。

この「緊張→弛緩」の落差が、自律神経のバランスを崩す引き金になります。「休んだのにむしろ疲れた」と感じるのは、この反動が原因です。

2. 寒暖差と気圧変化も重なる

5月は気温・気圧が不安定な時期でもあります。1日の寒暖差が大きく、低気圧が頻繁に通過するこの時季は、自律神経がさらに乱れやすくなります。体のだるさや頭痛を感じやすい背景には、気候的な要因も重なっています。

公園・緑地が5月病に効く理由

1. ストレスホルモンが下がる

緑の中を歩くと、ストレスの指標となるコルチゾールの濃度が下がることが研究で確認されています。森林内でのウォーキングでは、都市部に比べてコルチゾールが約15.8%減少するという結果が出ています。

2. 自律神経が整う

緑地での散歩は、副交感神経(リラックスを司る神経)の働きを高め、過剰に活発になっていた交感神経をおだやかにします。GW明けに乱れがちな自律神経を、薬を使わずに整えられる方法です。

3. 15分から効果が出る

「まとまった時間がないと意味がない」と思う必要はありません。研究によれば、たった15分ほどの緑地散歩でもリラックス効果はあらわれます。樹木が発散するフィトンチッド(揮発性物質)が呼吸を通じて体内に入り、心身をほぐしてくれます。

週末の公園、こんな過ごし方をしてみてください

1. 目的を決めずに出かける

「何時間歩く」「何歩達成する」など目標を設定せずに出かけましょう。5月病のときは「こなさなければならない」という感覚自体が疲れの原因になっています。芝生に座るだけでも、ベンチで空を見上げるだけでも構いません。

2. スマホをバッグにしまう

緑地散歩中は、できればスマホを見ないようにしましょう。通知を受け取り続けると、副交感神経への切り替えが起きにくくなります。葉の色、風の音、地面の感触——五感を緑に向けることで、脳が「休んでいる」状態に近づきます。

3. 週1回、同じ場所に通う

緑地の効果は、一度きりより継続的に通うことで高まります。毎週同じ公園に行くと、季節の変化に気づくようになり、「また来週も行こう」という小さな楽しみが生まれます。5月病の改善に必要な「日常のリズム」を取り戻す足がかりにもなります。

よくある質問(FAQ)

Q. 近所に公園や緑地がない場合はどうすればいいですか?

ミドリハッケンでは、エリアごとの緑地スポットを検索できます。「こんな場所は知らなかった」という発見があるかもしれません。まずは自分の街の緑地を探してみてください。

Q. 何分くらい歩けばいいですか?

15〜30分が目安です。「これだけ歩かないといけない」とは考えず、気持ちよく過ごせる時間で切り上げて構いません。継続することのほうが大切です。

Q. 5月病がひどい場合はどうすればいいですか?

緑地散歩はあくまでセルフケアのひとつです。気分の落ち込みや不眠が2週間以上続く場合は、心療内科や精神科への相談を検討してください。

まとめ

GW明けに感じる「なんとなく重い」という不調は、5月病と呼ばれる適応の疲れです。週末に近くの公園や緑地へ出かけ、15〜30分でもゆっくり歩いてみてください。ストレスホルモンが下がり、自律神経が整い、少しずつ日常のリズムを取り戻せます。

どこへ行けばいいか迷ったら、ミドリハッケンで近くの緑地スポットを探してみてください。

参考文献

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