夜の公園が主役になる季節。関東のホタル観賞スポット5選【2026年】

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5月下旬から6月にかけて、公園や緑地の楽しみ方が少し変わります。昼間の新緑や花だけでなく、日が沈んだあとの水辺で、ホタルの小さな光を待つ季節が始まります。

ホタル観賞は、見られる時期が短く、事前予約や雨天中止の確認も必要です。この記事では、2026年5月19日時点で公式情報が確認できる関東のホタル観賞スポットを5か所まとめました。週末の予定を立てる前に、開催日・申込方法・注意点を確認しておきましょう。

2026年 関東のホタル観賞スケジュール

まずは、2026年の主な開催日を一覧で見ておきましょう。ホタルは天候や生体の状況で見え方が変わるため、出発前に各施設の公式サイトで最新情報を確認してください。

スポット 開催日 申込 特徴
足立区生物園 5月28日〜31日 事前申込 約500頭のゲンジボタルが舞うドーム
船橋市運動公園 6月4日〜8日 当日確認 ホタルの里でネット越しに観賞
忠生公園 6月5日・12日 事前申込 自生するゲンジボタルを見守る観賞会
ソレイユの丘 6月6日・13日 事前申込 水辺で観察する少人数制イベント
智光山公園 6月13日・14日 完全予約制 普段入れないホタルケージを特別公開

ホタル観賞に行く前に知っておきたいこと

  • よく飛ぶのは日没後1〜2時間:小雨か曇り、風のない蒸し暑い夜はホタルが見えやすいとされています。強い雨、風、低温、月明かりが強い日は飛びにくくなります。
  • スマホの光は出さない:ホタルは強い光が苦手です。会場によってはスマホ・カメラ・ライトの使用や撮影そのものが禁止されています。
  • 予約制が多い:人気イベントは先着・抽選・完全予約制が中心です。当日券がない会場もあるので、必ず事前に確認しましょう。
  • 足元は暗い:観賞エリアは照明を落としていることが多く、ぬかるみや段差もあります。サンダルではなく、歩きやすい靴がおすすめです。
  • 虫よけスプレーに注意:ホタルや周辺の生きものに影響するため、会場によっては使用が禁止されています。長袖・長ズボンで対策しましょう。

関東のホタル観賞スポット5選

1. 足立区生物園 - 東京都足立区

足立区生物園は、元渕江公園の中にある生きものの展示施設です。2026年の「ホタルの夕べ」では、約500頭のゲンジボタルが舞うドームを歩きながら観賞できます。ホタル観賞だけでなく、夜の観察展示室や特設ミュージアムショップも用意されており、家族で行きやすいイベントです。

ただし、事前申込制で、観賞中はスマホ・カメラ・ライトなどの使用ができません。5月30日は足立の花火と重なり、北千住駅周辺などの混雑が予想されているため、行くなら時間に余裕を持って動くのがおすすめです。

  • 所在地:東京都足立区保木間2-17-1(元渕江公園内)
  • アクセス:東武スカイツリーライン「竹ノ塚駅」東口から徒歩約20分、または各駅からバス利用
  • 開催日:2026年5月28日(木)〜5月31日(日)
  • 時間:19:20〜21:00(最終入場20:45)
  • 参加費:18歳以上700円、18歳未満350円
  • 申込:WEB先着、または往復はがき抽選

2. 船橋市運動公園 - 千葉県船橋市

船橋市運動公園では、園内の「ホタルの里」でホタル観賞イベントが開催されます。1985年から続く初夏の恒例イベントで、毎年約1,000匹のゲンジボタルが放たれ、身近な公園で幻想的な光を楽しめるのが魅力です。

観賞は飛散防止用ネット越しで行われ、1日の最大入場者数は1,000名程度と案内されています。最終入場に間に合わない場合など、来場状況によって入場列が終了することもあるため、早めの到着が安心です。雨天中止の判断は当日15時時点で公式サイトに掲載されます。

  • 所在地:千葉県船橋市夏見台6-4-1
  • アクセス:JR船橋駅北口からバス、「市立体育館・市民プール入口」または「市立体育館」下車徒歩約5分
  • 開催日:2026年6月4日(木)〜6月8日(月)
  • 時間:19:30〜21:00
  • 費用:入場無料(駐車場は有料)
  • 注意:雨天中止。観賞路に狭い箇所や勾配があります

3. 忠生公園 - 東京都町田市

忠生公園は、町田市内で自然観察を楽しめる公園です。2026年は、普段16:30に閉園する自然観察園を特別に開放し、公園に自生するゲンジボタルを「見守る」ホタル観賞会として開催されます。派手な演出ではなく、静かに自然の光を待つタイプのイベントです。

各回100名、無料開放ですが、申込が必要です。開催日は6月5日と6月12日の2回のみなので、町田周辺でホタルを見たい人は早めに申し込みを確認しておきましょう。

  • 所在地:東京都町田市忠生1-3-1
  • アクセス:町田バスセンターからバス、「忠生公園前」下車、または「忠生公園入口」下車徒歩2分
  • 開催日:2026年6月5日(金)・6月12日(金)
  • 時間:19:00〜20:15
  • 定員:各回100名
  • 費用:無料
  • 申込:2026年6月1日10:00開始

4. 長井海の手公園 ソレイユの丘 - 神奈川県横須賀市

横須賀市の長井海の手公園ソレイユの丘では、6月6日と13日の2日間限定でホタル観察会が開催されます。長井ベースでホタルの話を聞いたあと、水辺で観察する流れです。各日60名の少人数制なので、静かに観察したい人や、子どもと学びながら参加したい人に向いています。

参加費は無料ですが、定員を超えた場合は抽選になります。現地ではホタルの捕獲、カメラ・スマートフォンでの撮影、虫よけスプレーの使用、光る靴の着用が禁止されています。観賞マナーを守って参加しましょう。

  • 所在地:神奈川県横須賀市長井4丁目地内
  • アクセス:京急「三崎口駅」から京急バス「ソレイユの丘」行きで約20分、または「荒崎」行きで「漆山」下車徒歩10〜15分
  • 開催日:2026年6月6日(土)・6月13日(土)
  • 時間:18:40〜20:00(18:25から受付)
  • 参加費:無料(駐車場利用時は有料)
  • 定員:各日60名
  • 雨天時:少雨決行、荒天中止

5. 智光山公園 - 埼玉県狭山市

智光山公園のホタル観察会は、普段は入ることができない自然観察園のホタルケージを、2日間だけ特別公開するイベントです。こども動物園で飼育されている日本固有種のゲンジボタルを、間近で観察できます。

2026年は完全予約制で、当日券はありません。各日600人限定、小学生以上は500円です。足元が暗く、ホタルケージ内にデコボコした箇所もあるため、サンダルではなくスニーカーで行くのが安全です。

  • 所在地:埼玉県狭山市柏原864-1(智光山公園こども動物園)
  • アクセス:西武新宿線「狭山市駅」西口から西武バス「智光山公園」行き、終点下車
  • 開催日:2026年6月13日(土)・6月14日(日)
  • 時間:19:30〜21:30(入場受付は21:00まで)
  • 料金:小学生以上500円、未就学児無料
  • 申込:アソビューでWEB販売。完全予約制、当日券なし
  • 注意:観察中の写真・動画撮影は禁止

ホタル観賞のマナー

ホタル観賞で大切なのは、たくさん見ることよりも、環境を壊さずに見守ることです。会場ごとのルールに加えて、次の点はどの場所でも意識しておきましょう。

  • 光を出さない:スマホ画面、懐中電灯、カメラの液晶、フラッシュは控えましょう。どうしても移動にライトが必要な場合は、足元だけを短時間照らします。
  • 静かに見る:ホタルは繊細な生きものです。大声を出したり、走ったりせず、周囲の人にも配慮しましょう。
  • 捕まえない:ホタルを捕獲したり、草むらに踏み入ったりしないようにしましょう。来年も光を見られる環境を残すことが大切です。
  • 現地ルールを優先する:撮影可否、虫よけの使用、入場方法、雨天時の判断は会場ごとに異なります。公式案内を最優先にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q. ホタルはいつ頃が見頃ですか?

関東では、ゲンジボタルは5月下旬〜6月中旬、ヘイケボタルは6月中旬〜7月頃に見られることが多いです。施設の観賞会はその時期に合わせて組まれていますが、気温や雨量によって前後します。

Q. どんな天気の日が見えやすいですか?

小雨か曇りで、風が弱く、蒸し暑い夜は見えやすい傾向があります。反対に、強い雨、風、低温、月明かりが強い夜は飛びにくくなります。雨天中止の判断は会場ごとに異なるので、当日の公式発表を確認してください。

Q. スマホで写真を撮ってもいいですか?

会場によりますが、2026年の公式案内では撮影禁止としているイベントが複数あります。ホタルは強い光を嫌うため、撮影よりも目で見ることを優先するのがおすすめです。

Q. 子ども連れでも参加できますか?

参加できるイベントが多いですが、小学生以下は保護者同伴としている会場があります。夜の公園は足元が暗く、観賞エリアでは立ち止まれない場合もあるため、歩きやすい靴と羽織りものを用意しておくと安心です。

まとめ

関東では、2026年も5月下旬から6月中旬にかけてホタル観賞イベントが続きます。足立区生物園のドーム観賞、船橋市運動公園のホタルの里、忠生公園の自然観察園、ソレイユの丘の水辺観察、智光山公園のホタルケージと、同じホタルでも体験の雰囲気はそれぞれ違います。

ホタルの光は、静かな水辺と緑が残っているからこそ見られるものです。夜の公園や緑地に出かけるときは、マナーを守りながら、この季節だけの小さな光を楽しんでみてください。近くの緑地探しには、ミドリハッケンのスポット検索もあわせてご活用ください。

参考文献

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