山の日は、頑張らずに山頂へ。ロープウェイ・ケーブルカーで登れる関東の山7選

8月11日は「山の日」。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨に制定された祝日です。とはいえ、本格的な登山は体力もハードルも高いもの。そんなときはロープウェイやケーブルカーの出番です。乗るだけで標高数百メートルを一気に駆け上がり、汗をかかずに山頂からの絶景を楽しめます。
この記事では、ロープウェイ・ケーブルカーで気軽に山頂へアクセスできる関東の山を7か所ご紹介します。料金やアクセス、山頂の見どころもまとめました。
ロープウェイ・ケーブルカー登山の魅力
徒歩での登山と違い、乗り物なら小さな子どもや高齢者と一緒でも山頂を目指せます。運行時間内であれば天候や体力に応じて行き来できるのも安心材料です。標高が上がることで気温も下がり、真夏でも涼しい風を感じられるのは、平地の公園にはない魅力です。
ロープウェイ・ケーブルカーで登れる関東の山7選
1. 高尾山(東京都八王子市)
都心から一番近い本格的な山として知られ、ケーブルカーは日本一の急勾配(31度18分)を誇ります。山頂駅からは徒歩40〜50分ほどで山頂に到着し、条件がよければ富士山まで見渡せます。途中には樹齢450年以上の巨木「たこ杉」やサル園もあり、家族で楽しめるコースです。
- 所在地:東京都八王子市高尾町
- アクセス:京王高尾線「高尾山口駅」から徒歩約5分(清滝駅)
- 料金:ケーブルカー片道490円・往復980円
- 見どころ:たこ杉、さる園・野草園、富士山の眺望
2. 御岳山(東京都青梅市)
標高929mの山頂に武蔵御嶽神社が鎮座する、信仰の山として知られるスポットです。ケーブルカーは6分で山頂近くまで運んでくれます。ロックガーデンや七代の滝など、山頂周辺の散策コースも豊富で、樹齢1000年ともいわれる「神代ケヤキ」も見応えがあります。
- 所在地:東京都青梅市御岳
- アクセス:JR「御嶽駅」からバスで「ケーブル下」下車、徒歩約5分
- 料金:ケーブルカー片道600円・往復1,130円
- 見どころ:武蔵御嶽神社、神代ケヤキ、ロックガーデン
3. 大山(神奈川県伊勢原市)
丹沢山塊にそびえる標高1,252mの霊山で、ケーブルカーは阿夫利神社駅まで6分で結んでいます。標高700mまで一気に上がるため、平地よりひんやりとした空気を感じられます。神社から見下ろす関東平野の眺望も見事です。
- 所在地:神奈川県伊勢原市大山
- アクセス:伊勢原駅からバスで「大山ケーブル」下車
- 料金:ケーブルカー(大山ケーブル〜阿夫利神社)片道470円
- 見どころ:大山阿夫利神社、関東平野の眺望
4. 宝登山(埼玉県長瀞町)
標高497mと比較的低い山で、ロープウェイならわずか5分で山頂駅に到着します。山頂からは秩父市街や武甲山を一望でき、季節ごとに異なる花も楽しめます。長瀞の川下りとあわせて一日観光を組み立てやすいスポットです。
- 所在地:埼玉県秩父郡長瀞町
- アクセス:秩父鉄道「長瀞駅」から徒歩約20分
- 営業時間:9:40〜(年中無休、定期点検時休業あり)
- 見どころ:秩父市街・武甲山の眺望、季節の花々
5. 鋸山(千葉県富津市)
房総半島にそびえる、切り立った岩肌が特徴的な山です。ロープウェイは4分で山頂駅に到着し、断崖絶壁から下をのぞき込む「地獄のぞき」がスリル満点。山頂には日本寺があり、日本一の大きさを誇る大仏も必見です。
- 所在地:千葉県富津市金谷
- アクセス:JR内房線「浜金谷駅」から徒歩約8分
- 料金:ロープウェー片道590円・往復1,200円(日本寺拝観料別途大人700円)
- 見どころ:地獄のぞき、日本寺の大仏
6. 筑波山(茨城県つくば市)
「西の富士、東の筑波」と称される日本百名山のひとつ。男体山側はケーブルカー、女体山側はロープウェイで、それぞれ別ルートから山頂を目指せます。両方を乗り継いで縦走気分を味わうことも可能。山頂からは関東平野を一望できます。
- 所在地:茨城県つくば市筑波
- アクセス:つくばエクスプレス「つくば駅」から直行バスで約40分
- 料金:ケーブルカー片道580円、ロープウェイ片道750円
- 見どころ:関東平野の一望、男体山・女体山の二峰登頂
7. 榛名山(群馬県高崎市)
榛名湖のほとりにそびえる円錐形の美しい山、榛名富士。ロープウェイはわずか3分弱で山頂駅に到着し、榛名湖と周囲の山々を一望できます。都心からは少し距離がありますが、日帰りで楽しめる絶景スポットです。
- 所在地:群馬県高崎市榛名湖町
- アクセス:JR高崎駅からバスで約1時間30分、終点下車徒歩約20分
- 料金:ロープウェイ片道650円・往復1,200円
- 見どころ:榛名湖の眺望、円錐形の美しい山容
出かける前に知っておきたい3つのこと
- 運行時間を確認する:ロープウェイ・ケーブルカーは施設ごとに営業時間が異なり、最終便の時間も早めに設定されていることが多いです。事前に公式サイトで確認しておきましょう。
- 山頂は平地より涼しい:標高が上がるほど気温は下がります。真夏でも羽織るものを一枚持っていくと安心です。
- 山頂からさらに歩くコースもある:高尾山や御岳山のように、乗り物を降りてから山頂まで歩くコースもあります。歩きやすい靴での来訪がおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q. 予約は必要ですか?
今回ご紹介した施設はいずれも当日券での利用が可能で、事前予約は不要です。混雑が予想される連休中は、時間に余裕を持って出かけると安心です。
Q. 小さな子どもや高齢者でも楽しめますか?
はい。ロープウェイ・ケーブルカーは歩かずに山頂へアクセスできるため、小さな子どもや高齢者との登山にも向いています。ただし山頂からさらに歩くコースがある山もあるため、体力に応じてコースを選びましょう。
Q. 雨の日でも運行していますか?
小雨程度であれば運行することが多いですが、強風や雷などの荒天時は運休になる場合があります。出発前に各施設の公式サイトやSNSで運行状況を確認しましょう。
まとめ
山の日は、無理に本格登山をしなくても、ロープウェイやケーブルカーに乗るだけで十分に山の魅力を味わえます。今回ご紹介した7か所は、いずれも都心からアクセスしやすく、家族連れでも楽しめるスポットです。汗をかかずに絶景を楽しむ、そんな山の日の過ごし方はいかがでしょうか。
ミドリハッケンでは、関東各地の自然スポットの詳細情報を掲載しています。お出かけ先を探すときは、ぜひスポット検索を使ってみてください。